最初に謝っておきます。
僕はこの漫画を何の根拠もなく百合漫画だと思っていました。
(お前はどれだけ百合に飢えているんだ)
思っていたのですが、違いました。
ラブコメ四コマ漫画でした。
だったんですが、読み進めるとわりとキャラ立てが面白かったのでご紹介することに。
おじょじょじょ
富豪の娘であり絵から出てきたような高飛車な性格の少女と、
一般庶民であり昭和40年代スタイルな格好と性格の少年の、
不器用系ラブコメディ。
なのですが、それぞれのキャラがそれぞれの性格に至った理由が、作中で徐々に明かされ、しかもわりとヘヴィだったりするのが普通のラブコメディとは趣が異なるところですね。
ゆるそうに見えてゆるくない、ちょっとゆるい四コマ漫画。
他、一般庶民の理解ある女の子や、無鉄砲な富豪の少年、いい性格している執事など、それぞれのキャラが濃くて立っているのも良いところですね。
みんな不器用でねじくれているけれど、お互いを思いやっている。
と、取り立てて書くことは上記のことくらいなのですが、読んでいてなんだか癒やされる。
何も考えずにぼんやり読めるものって素晴らしい。
ケタケタと笑いもせず、ハラハラと心を躍らせもせず、ドキドキとエキサイティングすることもなく、ただ読んでいてぼんやり癒やされるものって、良い。
そう思うようになったのは僕が歳を取ったからなんでしょうかね。
孤独な少年少女に幸あれ。