神原だったり片倉だったりする奴のあれこれ。青聿書房はサークル名。
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こんにちは。神原です。 先日、ふと思い立って多摩川へ釣りに行ってきました。 スモールマウスバス狙いです。 医者に運動を勧められていたということもありまして。 |
野郎ども及び女性諸君。ごきげんよう、こいしです。 結果から言うと釣果ゼロでした。 コンテンツ力の無さを補うため、お寒い対談形式でお送りします。 ブラウザバックの準備はOK? |
こんなアホな奴もいるんだと笑って頂ければ幸い。 さて、中央本線沿いに住んでいるということで、 日野駅以東をテクテク歩きながら巡ってきました。 |
特定班の皆さん出番です。 ていうかどこだよ。関東住まいじゃなくても分かるように説明しろよ。 |
Googleマップさんによると、このあたりですね。 |
あー、中央本線から多摩モノレールまでの流域か。 ていうか川にもブラックバスっているんだな。 湖沼にいるものだとばかり思ってたわ。 |
多摩川をはじめとして、 関東平野を流れる河川は流れがそこそこ緩やかですからね。 日野駅で下車し、中央線沿いに北へ10分ほどテクテク歩きます。 |
道ほっそ!! |
道の細さより、14時とあって暑さが大変でした。 この日の最高気温は30℃だったとか。 |
バス釣りにとっちゃ最悪のコンディションじゃねえか。 |
思い立ったんだから仕方ない。 着きました。こんな感じの場所です。 |
平日なのにバサーをはじめとして釣り人が数名見えるな。暇人かよ。 |
皆が皆、暦通りに生活してるわけではありませんから。 さて、先達に今日の釣果を尋ねてみましょう。 こんにちは。どうですか? |
いやー、ダメですね。 ダメすぎてそこの落とし込みを狙ってみたんですが、 鯉が一匹スレがかりしまして、ルアー持ってかれましたw |
そうですか……ありがとうございます。 お互い頑張りましょう。 |
そりゃあ真っ昼間だもんな。 バスも暑けりゃ食い気を無くすだろうよ。 で、どうする。 |
こちら側でダメなら対岸に渡ります。 |
は? いや待て待て。対岸てお前…… |
これぞ? 間の溝は流石に跳べんぞ? |
大丈夫です。その溝の間、実はこんな感じになってます。 |
互い違いにコンクリの柱が組まれてるのか。 確かに足場があると言えなくもないが…… いうてお前、下手を打てばドボンぞ。 |
大丈夫大丈夫。いけるいける。 |
降りた。 跳んだ。 落ちた。 |
腰まで浸かりました…… 行けると思ったんですが…… |
予定調和すぎて草も生えない。 10代のガキかよ。 |
まさしく。 もうアラサーってことを忘れていました。 10代の時分に比べて跳躍力が著しく低下していました。 |
携帯が防水機能付きで良かったな。 そうでなきゃ死んでたぞ(情報化社会的に) |
お気に入りの帽子まで浸かってしまいましたが、 渡れたので問題ない。 さて、釣りを始めましょう。 タックルはこちらです。 |
バス釣りを舐めているとしか思えない。 |
いいんですよ、どうせ運動ついでなんですから。 道具の善し悪しはバスがヒットしてからの問題です。 ちなみにこれは学生時代に近所の釣具屋にて2,500円で購入した、 振り出しロッド・スピニングリール・ルアーのセットです。 |
まあお前がいいならそれでいいんだろう。 で、ここから攻めていくわけか。 |
水深が浅いのと、河底にやたら藻が繁茂しているのが気になりますね…… |
まあいいから投げてみろって。 投げなきゃ始まらんだろ。 |
目の前に中州があって川幅が狭いので、下流に向けて投げてみますか。 |
これだよ(笑) |
まあそうなりますよね…… |
ま、投げやすいポイントを探すしかなかろ。 |
そうしますか。中州があるところの先はそれなりに川幅もありますから。 下の写真みたいな感じの流域を目指しましょう。 |
……なあ、投げやすいポイントを目指すのはいいんだが。 お前、なにやってんの? |
道なき道を進んでいますが何か? |
程度というものがあるだろ。 これお前の背丈(170cmちょい)から撮影した写真だろうが。 |
仕方ないんですよ。 対岸は護岸整備されていて渡りやすいんですが、 こちら側はなぜか葦やら茅やらが刈られもせず放置されっぱなしでして。 |
(文字通り道無き道を行くこと十数分) |
良さそうな場所を見つけたんですが…… |
どうした。 腹が痛むなら雉でも撃ってこい。 (ウンコしてこいの隠語) |
こんなに綺麗に生い茂っている野草を踏み荒らすのは いささか気が引けますね…… |
あれだけ茅場を踏み荒らしておいて今更何を言い出すかこの男は。 |
仕方ありません。これもバスを釣るため。犠牲になって貰います! |
あー、言い忘れたがな。 それ、浅瀬に繁茂するやつだから。 |
先に言ってくださいよ…… また靴が水没したじゃないですか…… |
いい加減、お前のその無計画と無理無茶無謀ぶりどうにかならんの。 |
僕はロックンローラーなので。 |
お前はロックンロールを勘違いしている。 |
で。目指すポイントに着いたので投げているのですが…… |
アタリすら無いな。 というか見る限り、こちら側ずっと浅瀬だぞ。 引けども引けども藻しか引っかかってこないじゃねえか。 |
素直に対岸の消波ブロックから狙っていくべきでしたね…… 対岸はわりと深度がありそうです。 |
んで、どうするよ? ここでずっと投げててもバスが釣れないことは確定的に明らかなわけだが。 |
多摩モノレールの陸橋(立日橋)下まで行きますかね。 ここいらでも人気のポイントだそうですので。 |
で、またこうなるのか。 |
大丈夫です。今度は道を見つけました。 |
待て。ここ多摩川からちょっと北に離れた場所にあるじゃねえか。 最初からここ通った方がよかったろ。 |
あまり離れるとポイントを見逃す可能性があるじゃないですか。 (初見なので知らなかったとは意地でも言わない) |
月まで届け永琳の匙。 |
おー、さきほどまで僕が投げていた流域に比べて人が多いですね。 さすが人気スポット。鯉を狙っている人もいます。 ……さて、よっこらせっと。 |
……いや、お前なにしてんの。 |
疲れたのでしばし休憩を…… あと濡れた靴と靴下とジーンズの裾が、いい加減気持ち悪くて…… |
お前は本当になにをしにここに来たんだ…… しかし改めて見るとアレだな、ドロドロだな。 |
ここで一服つけつつ一時間ほど休憩します。 もちろん携帯灰皿は持参しています。釣り場はなるべく綺麗にね。 |
完全にピクニックである。 |
ちなみに帰りしなの釣り客に尋ねてみたんですが、 ここでも今日はまったく釣れなかったそうです。 |
望み薄すぎるだろ。 もう帰って原稿やったほうがいいんじゃね? |
野鳥、特にウグイスの澄んだ声。 トランペットの練習音。 川の流れに逆らう涼しげな風。 その風が、 遠くから神輿を担ぐ掛け声が届けてくる。 最後に神輿を担いだのはいつのことだったろうか? |
唐突にポエムるの気持ち悪いからやめてくんない? 現実逃避しても魚は釣れねえぞ? |
あ、こいしちゃん見てください。 こんなところに薄らと落書きが。いったい何の数字なんでしょうね? (すっとぼけ) |
そりゃおめえ、ハッテンしたいんだろうよ。 |
あ、こちらにも落書きがありますよ。 いったい何の記念なんでしょうね。 |
そりゃおめえ、青姦の記念だろうよ。 |
(一時間経過、16時30分頃) |
さて、休憩も済んだことだし、 靴と靴下も(我慢できる程度には)乾きましたので、 立日橋を渡って対岸に向かいましょう。 |
あれ、ここでは投げねえの? |
先客の縄張り(キャスト範囲)がわりと広くて、 入り込めそうにないんですよ。 あと、中央線に乗って帰る予定なので、 夕まづめが終わる時にここだと真っ暗な道を通ることになります。 |
今日の日の入りは18時46分だから、19時過ぎまで粘るつもりか…… つーか、既に撤退戦を始めてることに気づいてるか? |
承知の上です。真っ昼間から攻めていたのは練習も兼ねてのことです。 |
そうやってまたすぐバレるウソをつく。 |
来た時とは反対側の、護岸されている川縁に来ました。 |
どう考えてもこっちの方が投げやすいし深度もあるしで、 対岸に渡った意味まったく無かったな。 |
いやまあ初見の場所ですから…… ちなみにここにも人がおりまして、ワームでトライしていましたが、 やはりさっぱりだったそうです。 というわけで、下の写真のようにスプーンを使ってみます。 |
(投げること小一時間) |
あっ。 |
なんだ。今度は頭から水に落ちたか。 |
いえ、さすがに僕でもそれは。 岸ギリギリを攻めていたらルアーが樹に引っかかりました…… |
※これに引っかかりました。 |
ざまあねえなぁ…… |
仕方ないので取りに行きます。 |
おい待て馬鹿。骨でも折ったらコトだぞ。 セットに入っていた格安ルアーの回収と、 転落・骨折のリスクを天秤にかけてみろ。 |
いや、こう見えて木登り得意なんですよ。 ガキの頃から色々な木に登ってましたから。 |
似たようなこと言って さっき水没しただろうが。 |
木登りに必要なのは筋力じゃなくて、上手い重心の移動ですよ。 大丈夫です。問題ありません。 |
もう知らんわ……勝手にせえや…… |
ここ半年で7kg痩せたおかげか、スイスイ登れますね。 木が折れる気配もまったくありません。 |
半年前のお前のどこに痩せる余地があったんだって感じだけどな。 ……ああ、筋肉か。 |
よかった、取れました。 安物ではあるんですが、お気に入りのルアーなんですよ。 プライスレスです。 |
やれやれ。 さて、夕まづめまであと1時間てとこか。 ※夕まづめ:日没前30分~日没後30分の時間帯のこと。 ※朝まづめ:夜明け前30分~夜明け後30分のこと。 |
我、夜戦(夕まづめ)に突入す! |
さあ、ようやく本番ですよこいしちゃん。 川の中央から岸にかけてを攻めます! |
というか、川の中央あたりまでしかキャストできんのよな。 ロッドもリールも安物だから。 |
さすがに暗くなってきたので、 匂いとキラキラの箔でバスを惹けそうなワームを再度投入します。 |
がんばれー。 |
んで。 |
いやー、ダメダメだったねえ。 19時15分まで粘ったけど、結局アタリのひとつも来やしない。 |
ダメでしたねえ…… 周囲に誰もいなくなって、 岸田教団&The明星ロケッツを熱唱し始めるくらいダメでしたね…… |
まあ誰も釣れてなかったし、日が悪かったんじゃねえの? 何度か来ればそのうち釣れるっしょ。 |
対策としては風や雨の日、何より朝まずめを狙うことですかねえ。 でも東京の朝はめちゃくちゃ早いので、始発で行っても間に合うかどうか。 (元鹿児島県民並感) |
というわけで、神原の冒険は終わってしまった! おお かんばらよ ぼうずで かえるとは なさけない |
近々再チャレンジしますよ… |
余談 |
こいしちゃん、こいしちゃん。 |
愛の告白なら間に合ってるが。 |
Amazonで釣り具を検索してみてるんですが、 シマノみたいな高級ブランドでなく、 ミドルクラスの釣り具なら相当安く買える時代なんですね。 |
上州屋の「スズミ」ブランドだそうです。 西の「ポイント」東の「上州屋」と呼ばれていたとか。 (ポイントはよく知っている元鹿児島県民) あとはダイソーの100円ルアーの評判がやたら良いと聞くので、 今は本当に低コストでルアーフィッシングが始められる時代なんですねえ。 |
釣りにハマるのは(精神衛生上)結構だが、 それはそれとして原稿はちゃんと進めろよ。 |
おしまい。 |